Mon, 26 Jun 2006

MIL-S-3001を購入

MIL-S-3001のhistoricalな版がIHSで入手可能になったようなので、D版とF版のダウンロード版を購入した。
デザインの変遷を明らかにするのが目的だが、注目点のひとつである胸ポケットのフラップの形状に関しては、図を見る限りでは、D版では長方形、F版ではV字形となっているようだ。文章と図が一致していない可能性もあるので、胸ポケット以外の特徴も含めて精読の上で判断したいが、おおむね予想通りのようだ。 ところで、胸ポケットのフラップのバリエーションの一つである角の落ちた長方形のタイプはおそらくE版で規定されているのだろうが、なぜかIHSでは一覧に掲載されていない。
新たな発見だったのは、D版の内部で二つのタイプと二つのクラスが規定されていること。前者はliquid vesicants (具体的な内容は不明だが、化学兵器の一種か?http://www.who.int/csr/delibepidemics/bcjapaneses.pdfの「2.3 びらん剤」が参考になるかもしれない。) に対する保護を目的としたフラップの有無を指し (type IIがフラップ有り)、後者は気候に応じて生地を使い分けるのが目的のようだ (class 2がhot weather area用でcotton poplin生地が用いられる)。 また、D版の冒頭には、MIL-S-3001のC版だけでなくMIL-J-3226とMIL-J-3175にも取って代わる版であることが記載されている。後の二つのタイトルはそれぞれ、"JACKET, LIGHTWEIGHT, SPECIAL"、"JACKET, LIGHTWEIGHT"となっており、前述の二つのタイプと二つのクラスはこれらの仕様を統合した結果かもしれない。
posted at: 05:16